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みなさん、こんにちは。
野球の中で野手に1番求められる能力は何だと思いますか?
このような抽象的な聞き方をすると、どのように答えていいのかわかりませんよね?(笑)
今回は試合に出続けるために最も求められる、必要とされる能力を見ていきたいと思います。
試合に出続けるために必要な能力
ではここから試合に出続けるために必要な能力は何なのかを見ていきましょう。
バッティング
まず今回のタイトル「野手に一番求められる能力は何か?」の結論を申し上げると
この「バッティング」になります。
プロ野球の世界で試合に出続けて、長く生き残るためには
このバッティングで結果を残さなければなりません。
極端な話、バッティングで結果を残し続ければ
少々、守備の能力が低くても問題は無いのです。(問題がないと言えば、語弊はありますが…)
アメリカのメジャーリーグではDH専門の選手がいますが
あれも立派なポジションでバッティングの能力が高ければ長く活躍できて、
多くの年俸を手にすることができるのです。
長く活躍するには高い打率を記録するための確実性が必要ですが、
それに加えてホームランを量産する長打力も併せ持つと理想でしょう。
守備
バッティングが1番大事と言いつつも、守備の能力も無視できません。
特にセンターラインと言われる
キャッチャー、ショート、セカンド、センターは
守備の能力が高くなければ務まりません。
上記のポジションでの能力が高ければ、
プロの世界でも1軍の試合に早く出場することが可能でしょう。
ただ、守備の能力は抜群だがバッティングの能力がいまひとつと言う場合、
チームによってはレギュラーで試合に出続ける事は難しいかもしれません。
起用法としては終盤の守備固めがメインとなるでしょう。
走塁
現代野球では機動力を重視するチームを包囲ので
足が速く、走塁能力の高い選手は重宝されるでしょう。
ただこちらもバッティングの能力がいまひとつと言う場合、
レギュラーで試合に出続ける事は難しいかもしれません。
それでも足が速いため終盤のここぞと言う場面で
代走として起用されるケースがあるので、戦力としては欠かせないでしょう。
アマチュア球界では価値観が変わる
バッティングが最優先とは限らない
先ほど、バッティングが大事と申し上げましたが、
これがアマチュア球界となると価値観が変わってきます。
まずチームによってはバッティングがいいだけでは、使ってもらえない場合があります。
高校野球などで守備を重視するチームでは逆にバッティングが良くなくても守備が上級生より上手いと判断されれば、
1年生からレギュラーとして使ってもらえる場合があります。
リーグ戦で戦うプロ野球と違い、一発勝負のトーナメント戦で勝負決まるので、
少しのミスを減らすという意味で、守備を最優先にするケースがあるのです。
もちろん上級生よりバッティングの能力が上であれば、
1年生からスタメンで試合に出ることは可能だと思います。
このポジションなら一年生から試合に出れる?
とは言いつつもどのポジションでもバッティングの能力が低くても
試合に出られるかといえばそうではありません。
代表的な例で言うとファーストは少々守備に難があってもバッティングが優先されるため、
仮にその1年生のファーストの守備がかなり上手くても
バッティングでアピールできなければいきなり試合に出るのは難しいでしょう。
バッティングの能力は低いが守備の能力がずば抜けて高い場合に
1年生がいきなり出られるポジションというと
キャッチャー、ショート、セカンド、センターの
いわゆるセンターラインがそれに該当するでしょう。
上記のポジションの場合、高校野球だと打順は下位ながらも
レギュラーとして試合に出ているケースがよく見受けられます。
ただ個人的な意見を述べると、キャッチャーの場合は守備の能力に加えて、
経験値がかなり必要とされるため、ショート、セカンド、センターに比べると
いきなり試合に出るケースは低いと言えるでしょう。
1年生からレギュラーで出たいと考えるならば、
守備に特化して練習するという選択もあるかもしれません。
理想は走攻守揃った選手?
皆さんは走攻守揃った選手に憧れますか?
確実性と長打力を兼ね備えたバッティング、
盗塁を決め、ダイヤモンドを駆け巡る脚力、
レーザービームのような肩とファインプレーを連発するフィールディング、
このような走攻守を兼ね備えた選手は理想と言えるでしょう。
指導者サイドからも重宝されると思います。
現代の代表的な例を上げると
2021年にメジャーリーグでMVPを獲得した大谷翔平選手はそれに当てはまると思います。
メジャーリーグで打ってはシーズン40本以上ホームランを記録するバッティング、
走ってはシーズン20個以上決める盗塁、
投げては160キロを超えるのストレート、
とまさに野球選手の理想と言えるでしょう。
一つの部分に特化して能力を伸ばすべし
ではこれから野球が上手くなりたい人は走攻守揃った選手を目指すべきかというと、
そのような事はありません。
もちろん走攻守揃った選手は理想ですし将来的にはそのような選手を目指してほしいと思います。
ただ、まずは自分が一番得意としている部分に特化して練習することが一番でしょう。
守備に自信があるのであれば、守備を磨いて試合に出ることを目指し、
試合に出られるようになってからバッティングを伸ばしてレギュラー定着を目指してください。
もし得意としている部分がなければ、バッティングを優先して練習することをオススメします。
試合に勝つためには点を取る必要があり、1試合の中で、
少しでも打てる選手をスタメンに並べることが重要になります。
もちろん守備のいい選手を優先して、点を与えない野球をするチームもありますが、
長く試合に出続けるためにはバッティングの向上は欠かせないでしょう。
一度に全ての能力を上げようとすると、中途半端になる可能性があるので、
まずは一つの部分に集中して練習するようにしましょう。
まとめ
では今回のまとめです。
試合に出続けるために必要な能力
→バッティング、守備、走塁とどの能力も必要だが最も重要なのはバッティング
アマチュア球界では価値観が変わる
→守備を重視するチームもあるためバッティングがいいだけでは試合に出れるとは限らない
→そのようなチームの場合、守備がよければ、バッティングに課題があっても試合に出れる可能性がある
理想は走攻守揃った選手
→そのようになれば理想だが、まずは一つの能力を伸ばすことに集中すべし
一番求められる能力はバッティングと申し上げましたが、
それ以外の守備や走塁も決しておろそかにしてはいけませんので、
試合に出るためには段階的に練習してそれぞれの能力を伸ばしていくように頑張りましょう。
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