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お子さんに野球を習わせているご家庭は多いでしょう。
ただ、野球を始めるうえで悩ましいのが軟式にするか硬式にするかということです。
なにを目的に野球を始めるのか、
野球でなにを目指したいのかによって軟式がいいか硬式がいいかは変わってきます。
しかし実際、どちらを選べばいいかわからないという人のほうが多いのではないでしょうか?
本格的にプロを目指していきたいか、
部活動として運動目的でおこなうのかなど目標はそれぞれあるでしょう。
そこで、この記事では、野球をするなら
軟式・硬式どちらがいいのかについて解説していきます。
メリット・デメリットについても紹介しますので、
これからお子さんに野球を習わせることを検討している方はぜひ、
ご参考にしてください。
軟式・硬式どちらを選ぶかは子供の方向性次第
冒頭でも少しお話しましたが、
野球で軟式・硬式どちらを選ぶかは子供の方向性によります。
部活動における趣味や運動程度で野球をしたいということであれば軟式でもいいですし、
本格的にプロを目指したいということであれば、
硬式を選択するなどお子さんがやりたいことによって決定するのがいいかもしれません。
軟式野球のメリット
軟式野球のメリットはおもに以下の3つです。
・部活動として適度におこなえる
・費用がかからない
それぞれのメリットを把握することで、お子さん自身が軟式野球を選ぶべきかのポイントがつかめるでしょう。
ケガをしにくい
ご存知の方も多いと思いますが軟式野球で使われているボールは
硬式野球用のボールと比べると柔らかいボールとなっています。
また硬式ボールに比べても重さが軽く、成長期の子供の体にかかる負担が軽くなります。
軟式野球の場合、ほとんどが部活動ですので限界まで練習するということもありません。
そのため子供や野球初心者の場合でもケガのリスクをさげて野球を楽しむことができます。
部活動として適度におこなえる
中学校等の部活動における野球は
放課後や休日に学校のグラウンドでおこなわれます。
他の部活動との兼ね合いでグラウンドを使えないときもありますが、
その場合は走り込みや筋力トレーニングなどをおこなって体を鍛えていきます。
また、学校の部活動では帰宅時間も決められているため
夜遅くなってしまうこともなく規則正しい生活を送れます。
このように適度な運動とリズムが整う生活ができるのが軟式野球のメリットでしょう。
費用がかからない
部活動なのでユニフォームなどの出費はありますが、
練習についてもほとんど学校のグラウンドを使用するため
余計な出費は発生しません。
野球道具もほとんど学校にそろっているので、
道具を購入しなければならないということも少ないでしょう。
軟式野球のデメリット
軟式野球のデメリットはおもに以下の2つです。
・指導者不足
野球で本格的にプロを目指したいお子さんには
軟式野球は不向きな可能性があります。
硬式チームと比べてアピールの場が少ない
軟式野球の部活動における大会の場合、
公式戦が少ないため、そのぶん選手のアピールの場も少なくなっています。
そのため、甲子園の常連高校のスカウトに見てもらえる機会も少ないので
野球推薦で強豪校に進学できる可能性も低いでしょう。
また甲子園の常連高校のスカウトは比較的に硬式野球のチームの試合を見に行くケースが多いので、
軟式野球の場合、アピールが難しいかもしれません。
但し軟式野球でも全国大会に進めば、スカウトされる可能性も十分にあるため、
諦める必要はありません。
指導者不足
軟式野球の部活動における指導者は学校の先生がおこなうことになるので、
転勤でいなくなってしまう可能性があります。
そのため、代わりが見つからない場合は
野球の知識がまったくない先生が指導者となったり、
部活自体がなくなってしまったりすることが多いのが現状です。
ただ私立の中高一貫の学校でやっている軟式チームは
しっかりとした指導者を置いているケースがありますので、
もし中学校は軟式で、と考えている方は
このような私立中学に進学するのも一つの手段でしょう。
硬式野球のメリット
硬式野球のメリットはおもに以下の3つです。
・指導者の質が高い
・レベルの高い子供が集まっている
野球を本格的におこないたい場合は硬式野球のほうがメリットが多いかもしれません。
練習環境が整っている
硬式野球の場合、関西、関東のチームなどの場合、
専用のグラウンドを所有しているケースが多いです。
ただ専用グラウンドを所有していないチームでも
道具を収納するトラックを所有しているため様々なグラウンドで練習しています。
また、バッティングマシンなどの設備が整っているチームも多く、練習環境は万全です。
なかにはブルペンや雨の日専用の練習場があるチームもあるので
野球を本格的におこなうのに適した環境といえるでしょう。
指導者の質が高い
硬式野球の指導者のなかには元プロ野球選手だったという方も多くいます。
元プロ野球選手でなくても甲子園出場経験者の方も多いので、
野球の専門知識も豊富です。
レベルの高い子供が集まっている
硬式野球をおこなっている子供たちは野球に対する意識が高いだけでなく、
技術面でもレベルの高い子供たちが多くいます。
レベルの高い環境で練習することで自然と自身の野球のレベルもあがるので
意識の高いお子さんには適した環境でしょう。
硬式野球のデメリット
硬式野球のデメリットはおもに以下の2つです。
・親の負担が大きい
硬式野球は環境やレベルは高いですがそのぶん、デメリットも大きくなっています。
費用がかかる
軟式野球と硬式野球の大きな違いは費用でしょう。
遠征費や保護者会費、親が着るチームのTシャツやグラウンド維持費など
毎月、大きな金額の費用が発生します。
大会においても勝ち進むほど遠征も増えて費用もかかるので、
コストにおいては大きなデメリットかもしれません。
親の負担が大きい
硬式野球は親の負担も非常に大きいです。
飲料補充やグラウンド整備、審判やアナウンスなど
親も積極的にチームにかかわっていかなければなりません。
また専用グラウンドを持っていないチームは
親が選手の移動を手伝わなくてはいけないため時間的に拘束される場合があるのです。
まとめ
では今回のまとめです。
1 軟式・硬式どちらを選ぶかは子供の方向性次第
→ボールが柔らかいので、ケガをしにくい
→部活動として適度におこなえる
→費用がかからない
→硬式チームと比べてアピールの場が少ない
→指導者不足
→練習環境が整っている
→指導者の質が高い
→レベルの高い子供が集まっている
→費用がかかる
→親の負担が大きい
子供に合わせた野球の選択肢を
お子さんによって軟式・硬式どちらの野球をやりたいかは異なります。
とにかく野球を楽しみたいお子さんや、
本格的に野球でプロを目指したいお子さんなどさまざまなでしょう。
硬式野球となると親の負担も大きくなるので、
その点についても考慮しなければなりません。
野球を長く続けていくことも考えて、
お子さんへのサポートについても長期的な計画を立てる必要があります。
お子さんとよく相談しながらそれぞれに合った
野球の選択肢を用意してあげてください。
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