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日本のプロ野球とアメリカのメジャーリーグの違いについて

気になっている方も多いのではないでしょうか。

大まかな違いを知っている方は多いと思いますが、

詳しい違いについて把握している方は少ないでしょう。

あまり違いがないようにも思えますが、

じつは日本のプロ野球とアメリカのメジャーリーグでは多数の大きな違いがあります。

それぞれの違いを把握することは、野球の試合をより詳細に観戦することにもつながります。

そこで、本記事では、日本のプロ野球とアメリカのメジャーリーグの違いについて詳しく解説します。

仕組みや制度についても紹介しますので、

日本のプロ野球とアメリカのメジャーリーグの違いについて

興味のある方はぜひ参考にしてください。

日本のプロ野球とアメリカのメジャーリーグの違いは?

日本のプロ野球とアメリカのメジャーリーグの違いは、

おもに下記の4点が挙げられます。

  • チーム数
  • チーム構造
  • FA制度
  • 試合数・試合延長

それぞれ順番に解説します。

チーム数

日本のプロ野球とアメリカのメジャーリーグでは、チーム数が違います。

日本のプロ野球はセ・リーグパ・リーグ

それぞれ6チーム2リーグ制で合計で12チームとなっています。

一方でメジャーリーグでは、

ナショナル・リーグアメリカン・リーグにわかれています。

さらに、各リーグが東部地区・中部地区・西部地区の3つの地区に分かれています。

5チームずつ、6つのリーグに分かれ、合計30チームもの数で構成されています。

日本が12チームなのに比べ、アメリカには30チームあります。

アメリカの場合は大陸が広く、東海岸と西海岸では

時差が3時間あるので時差ボケにも悩まされることも多いようです。

チーム構造

日本のプロ野球とアメリカのメジャーリーグでは、

チーム構造も異なります。

日本のプロ野球の各球団には1軍・2軍があり、

1球団60~100名ほどの選手数で構成されています。

ソフトバンク・読売・広島には育成選手を中心とした3軍もあるほどです。

また、1軍選手の登録上限人数は

新型コロナウィルス感染拡大の影響で約30名に拡大されています。

さらに契約には支配下登録・育成登録の2種類があり、

支配下登録では公式戦(1軍)に出場登録可能です。

一方で育成登録では、2軍の試合にのみ出場できるシステムとなっています。

ではアメリカの場合はどうかというと、

アメリカのプロ野球のなかでトップに該当するのがメジャーリーグです。

メジャーリーグ公式戦への出場資格を獲得できるのはメジャー契約をした選手のみです。

各球団で最大40名で、そのうちベンチ入りは約25名までという決まりもあります。

その他の選手たちに関しては、メジャーリーグ球団と協定を結んだ

傘下組織であるマイナーリーグの各チームいます。

総勢約200名ほどの選手たちが上位リーグでプレーすることを目指しています。

FA制度

日本のプロ野球とアメリカのメジャーリーグのFA制度の違いは、

おもにFA権取得までの年数の違いが挙げられます。

FAとはフリーエージェントの略で、

いずれの球団とも選手契約を締結できる権利のことを言います。

日本のプロ野球では国内FAの場合8年間

海外FAの場合9年間の1軍での出場選手登録で資格を取得することが可能です。

メジャーではアクティブロースターに登録された日数が

6年間を超えると自動FAとなるシステムです。

しかし、日数が6年間に達しない場合でも、

球団が次年度の契約を提示しない場合はFAとなります。

一部の戦力外選手はFA選手という形で放出されることもあります。

このように、メジャーではプロ野球に比べ

FA権取得までの期間が短いという特徴があります。

トレードや移籍が活発であるのも、メジャーの特徴の1つといえるでしょう。

試合数・試合延長

2022年の野球界においては新型コロナウィルス感染拡大の影響もあり、

試合日程や試合数が大幅に変更されています。

通常、日本のプロ野球では交流戦を含めて

約140試合+プレーオフという試合日程が組まれています。

メジャーリーグでは、1年間で約160試合+プレーオフという試合日程が組まれています。

日本のプロ野球でも以前は約120試合ほどだったので、

約20試合ほど増加していることになります。

日本では近年なくなりましたが、

アメリカでは未だに試合消化のためにダブルヘッダーが組まれたりもしています。

また、アメリカの場合は敗戦が決まっている場合、

野手が最終回に投手としてマウンドに上がる場面もあるようです。

試合延長について日本のプロ野球では、

セ・リーグとパ・リーグともに延長は12回までで、引き分けでも試合終了となります。

一方でメジャーリーグでは、延長回数に制限はありません。

決着がつくまで試合は続きます。

日没や雨天などといった天候によるコールドゲームもなく、

このような場合は翌日に改めて途中から試合が再開されるルールです。

またリーグ数の違いで日本のプロ野球のプレーオフは

リーグでの優勝と日本シリーズでの優勝のみで、

メジャーリーグでは地区優勝、リーグ優勝、ワールドシリーズ優勝となり、

メジャーリーグではプレーオフの期間も長くなります。

まとめ

では今回のまとめです。

今回のまとめ

日本のプロ野球とアメリカのメジャーリーグの違いは?

チーム数
→日本のプロ野球は6チーム2リーグ制で合計12チーム
→メジャーリーグは5チームずつ、6つの地区に分かれ、2リーグ合計30チーム

チーム構造
→日本は1軍・2軍で1球団60~100名ほどの選手で構成
→メジャーリーグでは公式戦に出場できるのは40名
→メジャーリーグ球団の傘下組織であるマイナーリーグでは総勢約200名ほどの選手たちがいる

FA制度
→日本のプロ野球は国内FAの場合8年間、海外FAの場合9年間の1軍での出場選手登録で資格を取得
→メジャーリーグではアクティブロースターに登録された日数が6年間を超えると自動FA

試合数・試合延長
→日本のプロ野球は約140試合+プレーオフの試合日程
→メジャーリーグは約160試合+プレーオフの試合日程
→日本では延長戦は12回までだが、メジャーの場合、延長回数に制限がなく決着するまで試合が続く
→プレーオフは日本の場合、リーグと日本シリーズでの優勝を争うが、メジャーの場合、地区、リーグ、ワールドシリーズを争うためプレーオフの期間が長い

本記事では、日本のプロ野球とアメリカのメジャーリーグの違いについて詳しく解説しました。

チーム数やチーム構造にもかなりの違いがあり、

一流選手として活躍するまでの時間にも大きな差があります。

メジャーリーグでは地区も多く、時差の影響もあるので

試合日程も十分、考慮した試合計画を立てる必要があるでしょう。

FA制度についても異なる点が多いので、

日本のプロ野球からメジャーリーグに移籍する場合には苦労する点も多いかもしれません。

試合数にも違いがありますし、試合延長のルールについても

異なる点があるのでそれぞれの試合ルールに対応する必要も出てきます。

これらの日本のプロ野球とアメリカのメジャーリーグの違いについて把握することで、

より野球について理解することができるでしょう。

ぜひ本記事を参考に、日本のプロ野球とアメリカのメジャーリーグの違いを覚えて

より野球を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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