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野球をしている方であれば、

出来る限り速いボールを投げたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

実際に、高校野球においても150キロ超え投手

急激に増加していることで話題になっています。

ただ、球速をアップさせることは簡単ではありません。

しかしながら、なぜ現在、150キロ超え投手が急激に増加しているのでしょうか?

本記事では、近年の高校野球の変化について詳しく解説します。

150キロ超え投手が急激に増加している背景についても紹介しますので、

野球における球速について気になっている方はぜひ、参考にしてください。

高校野球でも150キロ超え投手が増えている

現在では、高校野球でも150キロ超え投手が増えています。

これは、以前に比べて効率的な練習方法が登場したことが要因であるともいわれています。

最近では高校生時に佐々木朗希投手がMAX163キロのボールを投げたことでも話題になりました。

また、以前には中学生の軟式野球でも150キロを記録する投手が現れるなど

急激にボールの高速化が進んでいます。

プロ野球でもストレートの球速が年々速くなっている

高校野球でもプロ野球においてもストレートの球速が

年々、速くなっている傾向にあります。

右肩上がりに球速が増しているといっても過言ではないほどです。

球質も重要になってくる

球速をあげるだけでなく、

球質やボールのキレを増加させることも重要になります。

たとえ140キロのボールでも、

キレやコントロールがよければそれだけで武器になるでしょう。

150キロ超え投手が増えている理由

150キロ超え投手が増えている理由は、おもに下記の3点です。

  • ハイスピードカメラの進化
  • トレーニング法の発展
  • 選手や指導者の意識の変化

それぞれ順番に解説します。

ハイスピードカメラの進化

150キロ超え投手が増えている理由には、

ハイスピードカメラの進化も挙げられるでしょう。

ピッチャーが自分自身のピッチングフォームを撮影して、

すぐさま映像として確認できるのが大きいです。

これまでは単純な見た目や感覚でしかイメージできなかったものが、

ハイスピードカメラの進化によって腕の使い方やボールリリース時の

フォームなどを視覚的に見ることが可能になりました。

練習中の様子をスマートフォンやタブレットで撮影するチームも増えて、

自分自身のピッチングフォームをすぐに確認できるような環境が

整ってきたというのは選手にとっては非常大きいでしょう。

トレーニング法の発展

以前は投手のトレーニングというと、

とにかく走り込みをおこなって下半身の筋力トレーニングをし、

ピッチングフォームを固めるのが一般的でした。

しかし、最近では単純に走り込みをするだけでは

不十分という考え方が浸透しつつあります。

ピッチングフォームに重要といわれている肩甲骨周りや股関節周り、

体幹トレーニングもあわせて効率的におこなうことによって、

効率的に球速をアップさせることはできるといわれています。

選手や指導者の意識の変化

選手や指導者の意識の変化というのも、

非常に大きな要素かもしれません。

以前までは160キロの球速も夢のまた夢といわれていて、

日本人ではなおさら不可能とされてきました。

しかし、2010年にヤクルトスワローズの佐藤由規投手が161キロをマークし、

2012年には大谷翔平選手が高校生ながら160キロを記録しました。

さらに、2019年には佐々木朗希投手が同じく高校生ながら、

それらを上回る球速をたたき出しています。

これまでは不可能であるといわれていた160キロ台ですが、

続々と160キロ台をたたき出す投手が登場したことで、

選手たちの気持ちの面で大きな変化があったといえるでしょう。

佐々木朗希投手の163キロという球速を基準に、

今後はその球速をさらに上回ろうとする選手が増えるでしょう。

もちろん球速だけが投手のすべてではありません。

球速をアップさせる際は、故障やケガのリスクも十分に考慮する必要があります。

しかしながら、このような競争によって

野球界全体のレベルアップがおこなわれることは間違いありません。

また今後は、160キロのボールを投げる投手が当たり前になる時代もくるでしょう。

プロ野球の平均球速

こちらでは、プロ野球における平均球速について見ていきます。

パ・リーグ

パ・リーグにおいては、日本ハム以外のチームで平均球速が右肩上がりとなっています。

日本ハムの平均球速が上がっていないのは、

球速の平均値を引き上げていた大谷翔平選手が

メジャーリーグに移籍したことが大きな要因かもしれません。

パ・リーグのなかではソフトバンクが平均球速をアップさせています。

セ・リーグ

セ・リーグもパ・リーグと同様に、平均球速は右肩上がりとなっています。

特に横浜ベイスターズと中日ドラゴンズは

急激に平均球速をアップさせています。

阪神タイガースについても上昇傾向にあるでしょう。

藤浪晋太郎投手のチーム加入が要因としては大きいかもしれません。

中高生の球速も急激にアップ

体型の変化やトレーニング内容の進化、

科学的な根拠による投球フォームの分析、

栄養管理など150キロ超え投手が増えている要因はさまざま考えられるでしょう。

150キロのボールを投げる高校生は当たり前になり、

140キロのボールを投げる投手も多く存在します。

このような球速の急激な変化は今後もしばらく続くことが予想されるでしょう。

MAX140キロの中学生投手も

MAX140キロの中学生投手も続々と登場しています。

このまま成長を続けることができれば、

高校生の頃には確実に150キロのボールも投げられるようになるでしょう。

プロに入って150キロを投げる先発投手になるということも夢ではありません。

まとめ

では今回のまとめです。

今回のまとめ

高校野球でも150キロ超え投手が増えている
→プロ野球でもストレートの球速が年々速くなっているが、スピードだけでなくボールの質も重要

150キロ超え投手が増えている理由
→ハイスピードカメラの進化
→トレーニング法の発展
→選手や指導者の意識の変化

中高生の球速も急激にアップ
→MAX140キロの中学生投手も増えている

本記事では、近年の高校野球の変化について詳しく解説しました。

150キロ超え投手が急激に増加している要因はいくつかありますが、

トレーニング方法や技術の発展、選手や指導者の意識の変化が大きな要因といえるでしょう。

ぜひ本記事を参考に、自分のスタイルに合わせて球速アップを目指してみてはいかがでしょうか。

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